ADHDとASDの判別は非常に難しい

ADHDなのかASDなのか判断するのは非常に難しいです。
医師であっても誤診します。
ASDなのにADHDと誤診されるパターンが多いです。

理由1.すぐにADHDの薬を出したがる医師が一定数いるから

説明不要

理由2.ネットの情報が間違っている

説明不要

理由3.大抵の人は程度の差があれ併発しているため

 例えば"ADHDあるあるyoutuber"がいますが、ASDであることに気付いていないため苦労を全てADHDのせいだと思っている。
これが理由2を引き起こしている部分もある。

理由4.患者自身にASDの自覚が無いため

 本人が困っていなければ病気じゃないと言いますが、本人が言わなければそれで終わり。
 自閉症でも後天的な努力で、"自然な作り笑顔"ができるようになってしまう。
 自閉症でも仲が良い人とは普通に喋る。
アスペルガー傾向が強いととんでもないこといって周りは困惑している可能性がある。
ルールを変えたがらないお堅い上司がいると会社潰れるぐらいの大迷惑。😢

理由5.原因は違えど、同じ結果になるから

・先延ばし
ADHDといえば先延ばしというイメージの方を多いかと思われますが、
怠惰な人だって先延ばしします。(ADHDは怠惰ではありません)
優先度が決められない・重要性を想像することが苦手な人だって先延ばしします。
すぐに忘れる人だって先延ばしします。
一歩踏み出すのが怖い人だって先延ばしにします。
 結果よりもどんな理由でそうなったのか本人がよ~く考えてみるのが大事だと思います。
・多動
落ち着きがない(ADHD)
騒いではいけないことが理解できない(ASD)
・不注意
気が散りやすい(ADHD)
関心に偏りがある(ASD)
・対人関係
思い付きで行動する(ADHD)
相手との距離感を測るのが苦手,世間のイメージとは違い喋るときは喋る(ASD)
・勉強
得意不得意に差があるのか、記憶力が悪いのか、集中できていないのか
などなど!

理由6.あるあるにあてはまらないからといって軽度とは限らない

 これ地味に大事ですね。
5個中5個の人と5個中3個の人では、前者が重度とは限らない。
勉強が趣味の人ならドロップアウトしないです。



私はおもいっきり併発ですが、どちらの人が持つ傾向なのか調べた上で参考文献なども載せて発信していかないとなと感じています。


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